先日、愛知県の日進市にある「オランジュベール」という会場にお邪魔してまいりました。
ご依頼頂いた新婦様は以前より僕の映像を見て頂いており
結婚式の際は僕の撮る映像に頼もうと心に決めていらっしゃったとのことで
とても嬉しい限りです。
当日はお二人のファーストミートやご両親とのファーストミートがあり
結婚式が始まる前から感動するシーンに何度も立ち会うことが出来て
こちらまで感動するばかりですw
お二人との出会い
最初にお二人と出会ったのは
前所属のスタジオに商品説明のために起こし頂いた時のことです。
新婦様より今まで映像を見てくださっていたことや
結婚式の時期で悩んでること
いろんなことのお話を聞かせて頂きました。
後日お二人より
僕の人柄にもとっても惹かれました!
とおっしゃってくれてとても嬉しかったことを思い出します。
いろいろな乗り越えなくてはいけない壁がある中
決して安くはないお買い物。
一生に一度の撮影のご依頼。
それを僕にご依頼頂く御決意をして頂き
本当に嬉しく思います。
その後、
お二人の出会いを披露宴のオープニング映像というコンテンツで表現しようということになり
再度、お二人と金山のカフェにてお打合せさせて頂きました。
いろいろとお二人のことをヒヤリングさせて頂き
ココとココとココでは撮影しようと決め
別日楽しくお二人と撮影させて頂いたのは
本当に最近のことのようです。
撮影でこだわったところ
あーだこーだしてるうちに
お二人の結婚式まであと少しというタイミングになりました。
なんとか素敵になるだろう結婚式をただ撮るだけではなく
プロらしくそして今までの自分を超えるような撮影をできないか
毎日考えていおりました。
もちろん予算をかけて
新しい機材を導入していけば特殊な撮影はできますが
もともと結婚式でご依頼頂く方々は
CMを流すような企業会社とは違って(当たり前ですが)
ご予算はあるわけではないです。
それより、ドレスや来て頂くゲストの皆様へのおもてなしへ
予算をかけてらっしゃいます。
当然今頂いてる予算内、今ある機材で
もっと今までの映像では撮ったことのない撮り方をしたいなと
ただただ考えておりました。
もともと撮りたいなと思っていた撮り方を今回取り入れて撮影させて頂きました。
当日の映像の2:33〜のファーストミートで肩を叩くシーンで
背景が動く撮り方です。
(実際の映像のリンクは一番下にあります。)
もともと海外などの
マルチシューター(多人数撮影)をしている撮影チームの映像では
よく見られる技法でこんな映画のような撮り方を
一生に一度しかない瞬間に取り入れてみたいなと思って撮影させて頂きました。
結婚式での撮影あるある
僕はお二人の挙式時間より3時間前以上前に
会場に入らさせて頂いております。
というのは一般的な入り時間(1時間半前〜2時間前)では
お二人の指輪やドレス、こだわってるものなどを
撮らさせて頂き時間がないからです。
1時間半前ともなると
お支度が仕上がるもしくはドレスを着る時間のため
ドレス単体の映像を撮らさせて頂く時間がないからです。
そんなこともあり
当日、お二人の結婚式一組だけと伺っていたこともあり
3時間前に会場入りを目指し駐車場に到着しました。
するとお二人も到着されたばかりで車から降りてこられており
ご挨拶をさせて頂いたのですが
ふと気がつくのが駐車場にやたら車が多い。ということ。
お二人を駐車場にてお見送りした後
会場にお邪魔しましたが
一組前式があったようで
他の方が式をされておりました。
こちらのオランジュベールさんは
チャペル一つ披露宴会場も一つのため
お邪魔になると思い
披露宴が終わる1時間後まで
駐車場にて待機することとなりました。
45分くらい経過した頃
会場と提携しているもともとお知り合いのフリーのカメラマン
セワキさんが到着され事情を話すと
ドレス撮っちゃいましょうと
使われてないチャペルへ案内してくれました。
おかげさまでお二人のために
ドレスや指輪の映像を撮影させて頂けて
セワキさんには感謝の限りです。
結婚式場では1日に2組以上結婚式を挙げているところが多く
その際、他の花嫁様のものを
現在進行中のお客様に見えないようにするのは鉄則で
そういった縛りの中制限の中
いかに素敵な映像を残せるか
毎回頭を使わせて頂いております。
今回はセワキさんに助けて頂きましたw
お二人の結婚式の特徴
オランジュベールは住宅街の中にある式場で
周りは住宅だらけですが中に入ると
とてもおしゃれで白地と木の木目の雰囲気で
ナチュラル感が好きな方にはもってこいな会場さんでした。
お二人の進行の中で特に特徴的だったのが
披露宴入場とお色直し後の再入場。
披露宴入場はプランナーさんも一緒に
ゆずの楽曲に合わせてダンスをして入場してきました。
プランナーさんもダンスをするってすごいですよね。
月に何組もプランニングしてるのに
お二人のために日夜練習されたんだなぁと思いました。
お色直し入場では新郎様だけの入場による
糸を歩きながらの熱唱。
途中から新婦様の入場し歌に加わり
会場内の階段でお二人は手を取り合い
入場する形。
お二人のゲストの皆様へのおもてなしの心が
内容に見て取れます^^
また新婦様からも一番泣いたとおっしゃってたのが
ご両親との対面。
そんなに泣くことはないかな、
お父さんもそんなにリアクションしないかな
と思ってたそうですが
扉が開いて
ご両親のところへ歩み寄っていく時
お父様が頷きながらすごくいい表情をされており
それを見て新婦様は一番涙が出たとおっしゃっておりました。
とても感動的なシーンです。
生まれてきてから今まで
いろいろな想いで過ごしてきた年月分の想いが
この瞬間に溢れるんだろうなと
親御様とのご対面やお手紙の際は感じます。
普段言えないことや普段見せない表情を見せてくれる結婚式マジック。
照れくさくてもオススメです^^
オランジュベールのすごいところ
何より
プランナーさんやスタッフの方々が
会場持込の僕たちカメラマンに対して敵対心がないところ!
たまにあるのが
持込のカメラマンに対して横柄な態度をとるスタッフ。
持込のカメラマンはお二人が気に入って選ばれているスタッフなのに。残念。。
でもオランジュベールの方々は誰一人そんなことがないのです。
スタッフで一番驚いたのが
音響さん^^
音響さんのイメージは結構ぶっきらぼうな人が多いイメージ。
気さくに話してくれるし、
お見送り後撮影してる僕に
「すいません。先に上がらせてもらいます。お疲れ様でした。」
と一言おっしゃって言ったこと。
身内スタッフにならわかりますが
外部の持込のカメラマンにそんなことをいうことなんて
普通しないのになんて素敵なんだ!!
って感動しました!
またお二人のお支度が終わり
ファーストミートのため
新郎様 → 新婦様とチャペルへ移動されるのですが
控え室から披露宴会場の中を通って行く時
スタッフみんなで
「おめでとう!!!」
と拍手でお出迎え!
素敵でしたね!
一番最高だなって思ったのが
代表挨拶と謝辞が終わった後
お二人がガーデンへ退場されます。
今まで見たことあるのは
司会者さんから
拍手を促したり
せーのでゲスト皆さんで席から「おめでとう!!!」
というのは見たことあるのですが
オランジュベールさんの場合
司会者さんからゲストのみなさんへ
お二人の周りに集まってもらうよう促し
二人を中心に大人数の円になっての
「おめでとう!!!」
あれは知ってたとしても
絶対嬉しいだろうなと思いました!
手紙や花束贈呈で感動してる中
あれをされたら僕なら泣くな〜って撮影しながら思いました。
こんな近くに素敵な会場のオランジュベール
僕の自宅からも20分くらいと近く
実は1ブロック以内に仲のいい幼馴染の元住んでたマンションがあったりと
以外と知らなかった近い会場オランジュベールさん。
スタッフさんの温かいおもてなし、お二人へ向き合ってるところなど
いろいろ含めてオランジュベールさんを気に入られたお二人。
挙式後もお電話で話をさせて頂いたりと、
挙式後も少し寂しくなってしまうくらいお二人のことを
大好きになってます。
いろいろなことを考えてる最近ですが
とてもパワーを頂きました!
本当にお二人、おめでとうございます!
そんなお二人の映像です^^
Shota + Marina Wedding -Same Day Edit-
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名古屋を中心に東海地区だけではなく
日本全国・海外でも撮影させて頂いております。
結婚式の映像
セイムデイエディット(エンドロール)
ショートフィルム(ダイジェスト)
撮影編集させて頂いております。
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《樋口のこだわり》
・Multi Shooter (マルチシューター)
一人での撮影の技術はもちろんありますが
二人以上の撮影をオススメしております。
一人では撮れない表情
例えば
指輪交換や誓いのキスの際
同時に起こっているゲストやご両親の表情は
一人ではまず撮ることは難しいのは想像できるかと思います。
結婚式中お二人はなかなかゲストの皆さんを見ている余裕はないものです。
二人以上のカメラマンがいることによって
より多くのゲストの表情を捉えることが出来ます。
・Hearing (お打合せ)
一生に一度の結婚式。
素敵に撮ってもらいたいのに
当日カメラマンが誰が来るかわからないなんて
不安だと思います。
海外では結婚式の計画を立てる上で
カメラマンの優先順位は高いと聞きます。
必ず事前にお二人とお打合せをさせて頂いております。
お二人の想い・こだわり・撮って欲しいところなど
お伺い出来ればと思います。
カメラマンはプロなので
当然素敵に撮れて当たり前です。
ただ、お打合せをして
お二人のことを知ってるのと知らないのでは
当日の映像の出来は
前者の方が良いことは
間違いないと思っております。
・Music (音楽)
映像は写真と違って
映像は動き音声や音楽があります。
映像は音楽によって左右されると思っております。
音楽は映像にとってかなり重要なものだと考えております。
音楽の節目、リズム、抑揚、曲調、
どれを取っても
映像とマッチしてないと
違和感が出てきてしまいます。
音楽の選曲は
お二人に合ったご提案をさせて頂いております。
もちろん、お好きな曲、思い入れのある曲があれば
その曲を使いましょう。
お二人が満足いく音楽で
お二人の映像を撮らさせて頂いております!
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《ウェディングシネマトグラファー》 Higtinsky (ヒグチンスキー)
過去の映像はこちら
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